あいつもこいつも成人病

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成人病は今では中高年の方だけでなく、若い方にも増えていっています。また、予備軍と言われる方々も多くいるので常日頃から注意して病気にならないように心掛けましょう。

成人病の危険性とは

昔は成人病と呼ばれていた病気は、現在では生活習慣病と呼ばれています。糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満が代表的な生活習慣病としては挙げられます。こうした病気にはどのような危険性があるかと言うと、まずは初期症状が極めて見抜きにくいと言う点が挙げられます。たとえば高血圧の場合、初期の段階において出てくる症状には頭痛や動悸などがあります。しかしこのような症状は、高血圧でなくても出てくるような症状です。肥満の場合、何となく太っていることは自覚していても、それがどのように悪いのかまで理解している人は少ないかと思われます。あるいは、自分の肥満状態がどの程度までの危険性を含んでいるのかは、なかなかわかりにくいところです。そのため、明らかな症状が出てきた時には既に病状としてはかなり悪化してしまっていると言うことも考えられます。こうなると治療手段も限られてきますし、治療期間も長くかかってしまいます。そしてこれらの成人病は、放置していると様々な合併症を引き起こすことが多くなると言うのも、危険性のひとつです。つまり初期の段階での自覚症状がわかりにくく、そのために治療を開始するのが遅くなりやすくなります。するとその時点で合併症が発症していることも多いと言うわけです。糖尿病の場合、合併症としては神経障害や代謝異常が挙げられます。高血圧の場合は腎症や血管性疾患が合併症としては挙げられ、肥満の場合は糖尿病や高血圧が合併症に該当します。これらの合併症は、時には命の危機に直結することもある、非常におそろしいものばかりです。また命の危機に直結しなくても、たとえば神経障害から網膜症を発症し失明したり、腎症が腎不全につながり人工透析が必要になったりすることもあります。こうなると生活には多大な支障が発生してしまいます。このような危険性をできるだけ小さくするためにも、予防と早期発見に努めることが重要です。